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コロナ禍後の理想の働き方は?約8割がオフィスは必要だと回答!コロナ禍中との違いは?

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コロナ禍後の理想の働き方は?約8割がオフィスは必要だと回答!コロナ禍中との違いは?
多くの企業で導入されるようになったテレワーク。
コロナ禍が明けた今も、テレワークと出社を併用したいわゆる「ハイブリッドワーク」を行う企業が多くあります。

この数年で働き方は多様化し、“オフィスで働く”ことの意義も変わってきました。
では、現代の会社員が求めるオフィスの価値とはどのようなものなのでしょうか。

そこで今回、テレワークと出社を併用して働く会社員を対象に、2023年版「オフィス利用の実態」に関する調査を実施しました。

【働き方の移り変わり】昨年と比べて出社回数が増えた会社員はおよそ半数

はじめに、最近の出社頻度について伺いました。


コラム コロナ禍後の働き方

「コロナ禍と比べて、出社頻度は変わりましたか」と質問したところ、『増えた(48.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『変わらない(28.4%)』『減った(22.7%)』と続きました。

コロナが明けて以降、出社頻度が増えた企業が多いということがわかります。
そこで、現在の出社頻度を伺いました。

「現在の出社頻度について教えて下さい」と質問したところ、『週に3日(25.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『週に4日(25.6%)』『週に5日(21.6%)』『週に2日(11.1%)』『週に1日(6.8%)』と続きました。

約7割の方が週に3日以上出社していることがわかりました。
ハイブリッドワークを採用している企業でもテレワークより出社することの方が多いようです。


出社は増えたけど…理想とする働き方、第1位は「ハイブリッドワーク」

ここまでの調査で、およそ半数の会社員が、コロナ禍よりも出社頻度が増えたことが明らかになりました。

次に、理想とする勤務形態を伺いました。

コラム コロナ禍後の働き方

「あなたの理想の勤務形態を教えてください」と質問したところ、『ハイブリッドワーク(58.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『完全リモートワーク(22.0%)』『完全出社(19.1%)』と続きました。

およそ6割の方が、出社とテレワークを併用するハイブリッドワークが理想だと回答しています。
その理由を伺ってみましょう。

■ハイブリッドワークを理想とする理由とは?

・在宅ばかりだと気が滅入ってしまうので、たまには直接仕事仲間と会った方がいいと思ったから(20代/女性/千葉県)
・できる限り外出したくないため在宅がいいが、出社でしかできない紙の仕事やコミュニケーションもあるため(20代/女性/愛知県)
・資料作成など集中したい時は在宅、それ以外は出社の方が効率的と考えるため(50代/男性/東京都)
・リモートワークでの通勤時間の有効活用と対面でのコミュニケーション有効性の最適化(50代/男性/東京都)

ハイブリッドワークは、時間の有効活用が叶うため、理想的であるという回答が多く寄せられました。
時間効率を重視する現代のビジネスパーソンならではの働き方が、ハイブリッドワークと言えるかもしれません。


約8割がオフィスは必要と回答!その理由とは?

およそ6割の方が、出社とテレワークを併用するハイブリッドワークを理想としていることが明らかになりました。
出社頻度の変化により、オフィスに対する考え方が変わった方も多いのではないでしょうか。
そこで、オフィスの必要性について伺いました。

コラム コロナ禍後の働き方

「仕事をする上で、オフィスは必要だと思いますか」と質問したところ、『必要だと思う(56.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『とても必要だと思う(24.5%)』『あまり必要だと思わない(16.6%)』『全く必要だと思わない(2.4%)』と続きました。

約8割の方が、オフィスは必要だと回答しました。
その理由を伺ってみましょう。

■仕事をするうえで、オフィスが必要な理由とは?

・直接顔を合わせたり、みんなで話し合うことができるから(20代/女性/千葉県)
・拠点はないと困ると思う。新人は仕事を覚えるのにオンラインだけだと難しいと思う(20代/女性/愛知県)
・情報交換の場も必要だから(30代/男性/神奈川県)
・オフィスで働くことによりオンとオフの切替ができる。また会社への帰属感が増す(50代/男性/滋賀県)

これらの回答が寄せられました。
仕事を円滑かつ効率的に進めるには、オンラインコミュニケーションだけでは不十分と考える方が多いことがわかりました。


出社頻度の増加を見込んで?この1年でオフィスに新設備が追加された会社は25%

約8割の方が、オフィスは必要だと考えていることが明らかになりました。
では、コロナ禍以降、オフィスの設備に変化はあったのかを伺いました。

コラム コロナ禍後の働き方

「この1年でオフィスに新しい設備やスペースは追加されましたか」と質問したところ、『追加されていない(54.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『追加された(25.0%)』『追加される予定だったが、されていない(20.6%)』と続きました。

どのような設備やスペースが新設されたのか伺ってみましょう。

■新たに追加した設備やスペースを教えてください

・テレワーク組が出社した時に自由に座れるデスクスペースができた(20代/女性/大阪府)
・集中仕事スペース、オンラインミーティング用個室(30代/女性/神奈川県)
・フリーアドレスにするためのレイアウト変更が行われた。会議室も増え、オンライン会議ができる個人ブースもできた(40代/女性/東京都)
・フリーアドレス化の実施(50代/男性/千葉県)

これらの回答が寄せられました。テレワークと出社のハイブリッドワークがしやすい設備やスペースを追加した企業が多く、コロナ禍よりも出社頻度が上がることを見込んで、快適なオフィス作りに取り組む企業が増えたようです。


新しい働き方に合わせたオフィスにするために。オフィスに必要だと思うものを調査

ここまでの調査で、25%の企業が、コロナ禍以降オフィスに新設備を追加していることがわかりました。
そこで、今後オフィスに必要と思われるものは何か伺いました。

コラム コロナ禍後の働き方

「これからのオフィスの在り方として、必要だと思うものは何ですか(複数選択可)」と質問したところ、『Web会議用の個室スペース(50.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーションが促進できるようなフリースペース(43.1%)』『リフレッシュ用のスペース(38.6%)』『ハイブリッドワークに合わせた最適なオフィスの広さ(30.2%)』『感染予防の観点でレイアウトしたオフィス空間(23.2%)』と続きました。

半数以上の方が、Web会議用の個室が必要だと回答しました。その理由を伺ってみましょう。

■Web会議用の個室が必要だと感じる理由とは?
・Web会議が多いため、個室で落ち着いてできる場所があると助かるから(20代/女性/愛知県)
・リモート主体でオフィスにいても、リモート同様の効率的な仕事ができる環境が必要(50代/男性/神奈川県)
・Web会議が多くなってきているが、共有スペースでの会議では支障があるため、個室があった方が良い(50代/男性/千葉県)
・となりの席でWeb会議をされているとうるさいので(50代/男性/埼玉県)

これらの回答が寄せられました。
テレワークをしている社員や取引先とのオンライン会議の際に、個室を使いたい方が多いようです。
Web会議が一般的になった昨今、必要不可欠な設備と言えるかもしれませんね。

まとめ:コロナ禍以降のオフィス利用の実態が明らかに!ハイブリッドワークに適した設備を検討しよう


今回の調査により、コロナ禍以降のオフィス利用の実態が明らかになりました。

また、およそ6割の方が、出社とテレワークを併用するハイブリッドワークが理想だと回答しており、働き方の多様化が浮き彫りになる結果も出ています。
一方、仕事を円滑かつ効率的に進めるには、オンラインのみのコミュニケーションでは不十分だと考える方も多く、約8割の方がオフィスは必要だと感じていることがわかりました。

さらに、25%の企業が、コロナ禍以降オフィスに新設備を追加しています。
ハイブリッドワークに適したスペースの検討が、社員の満足度と業務効率化のカギと言えそうです。

アーバンプランでは各企業様に合わせた働く場づくりをお手伝いしておりますので、ぜひご相談ください!


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