こんにちは。オフィスデザインのアーバンプラン、プロジェクトマネージャーのミキティです。
今年でこのオフィスに引っ越してから、早3年の月日が経ちました。
オフィスの移転をお手伝いしている職業柄、お客様がオフィスをつくるときの参考になるように弊社デザイナー自ら心を込めてデザインをし、小さいながらもアイデアの詰まったオフィスになっています。
先月も同業者の方が見学に来られ気に入ってくださり、別日に違う社員を引き連れて再度見学に来て下さいました。
正直、流行りのベンチャー企業のような派手さはありませんが、誰にも好かれるシンプルでスタイリッシュなオフィスです。
アーバンプラン東京本社の秘密を徹底解剖!!
こちらが東京本社の見取り図です。
社員が座れるスペースが16席あり、その他に役員席が2席あります。
ミーティングルーム(8人)が1室と社内用のオープンミーティング(8人-10人)があり、全員での朝礼はこのオープンミーティングで毎日行っています。
「訪れた方をふんわりとお迎えしたい」というデザイナーのコンセプトのもと、
エントランスの壁は天井に向かってテーパー(斜めにカット)をかけて圧迫感を排除しています。
同じ白でも様々な素材を組み合わせることでリズム感を出し、空間に広がりを与える工夫をしています。
灯りはサインのオレンジ色のみ。
シンプルだからこそ、ドラマティックに人の心に残るデザインを目指しました。
経営者必見!!オフィスの専有面積を減らしても大丈夫。広く見せる7つのコツ!
弊社のオフィスは123㎡(37坪)程と決して広いオフィスではありませんが、 ちょっとした工夫で広く使えています。
よく書庫や倉庫などに必要以上の面積を取られてしまう企業様が多いです。
専有面積を減らすことができれば、家賃も浮きます。
書庫、倉庫に毎月お金をかけますか?その面積はタダじゃないですよ!
面積が小さくても広く見える、弊社で実践しているそのコツをお教えします。
1. 窓際に窓を遮るような高いものは置かない
窓のぺリメーターが高さの基準となっていますが、窓を遮るような高いものは一切置かず、 外の景色、自然光が遠くからも通るようにしています。
2. 標準よりも細いスリムワゴンを使う
個人の収納はデスク下のワゴンだけです。
そのワゴンも、少しでも広く場所がとれるようにスリムタイプを使用しています。
スリムタイプは標準タイプに比べおよそ10センチ程度短いですが、そこまで収納に苦労している社員を見ません。
入らなくなれば処分するなり、データ化するなりそれぞれ工夫するのが人間です。
3. 床下収納ならぬ、座面下収納の活用
弊社の社内オープンミーティングは小上がりとベンチに腰掛けるのですが、小上がりもベンチも、どちらも座面下に収納が仕込まれております。
この収納には、オフィスには不可欠な防災備品や普段あまり使わない会社備品が収納されています。 ちょっとしたところで収納を稼いでいます。
4. ただの壁じゃない。機能を持った壁を建てる
エントランスの壁の裏側はバックヤードスペースになっており、給湯関係を収納する棚がついています。
また、オフィス側の壁は全面本棚になっており「ただの壁だけ」にはしていません。
会議室とオフィスを仕切る壁も可動間仕切りであり、更に「書ける」という機能もあります。
存在感のある壁をただの壁では終わらせず、様々な機能をプラスすることで、 他に壁や無駄な什器を置く必要がなくなります。
5. 奥行をだす窓際スペースの有効活用
弊社のオフィスではぺリメーターと呼ばれ、外壁から窓近くの環境の悪化を防ぐために1mほど内部に入ったスペースを取っています。
この部分にはビル空調が入っているオフィスもあるのですが、弊社のいるビルではありません。
このぺリメーター空間にテーブルをはねだしたり、芝生を貼るなどして、奥行感や広さを出しています。
6. 雑多なスペースはぴったり納まる造作什器で誂える
給湯室、プリンティングスペースなど小物が雑多になりがちなスペースには、既製品のものではなくぴったり納まり、会社のシステムに沿って整理整頓がしやすいように計算された造作什器を誂えています。
このおかげで、物の納まる場所がはっきりし、乱雑になるようなことはありません。
7. 社内で徹底する整理整頓のルール化
弊社はキャビネットを持たない会社です。
個人の収納もスリムワゴンだけですし、お客様が見学にお越しいただくこともしばしばあるため、毎日の整理整頓を大切にしています。
せっかく色々な工夫をしても、個人の机に書類が山積みしてあったり、通路にサンプルが溢れていては到底広くは見えません。
帰宅時に机の上に置いていいものは電話とパソコン、ペン立てのみという片付けの基準を明確にしています。
忙しくなってくると片付けも曖昧になりがちですが、 弊社では、美化委員会「汚くて委員会(=汚くていいんかい!にかけてます)」が不定期にチェックにまわり、 守れてない人には掃除当番1週間のご褒美が与えられるため、緊張感を持って整理整頓に取り組んでいます。
どの企業様も各々コーポレートカルチャーや躯体条件などあるため、使えるところもあれば使えないところもあると思いますが、アイデアの1つとしてストックしてお役に立てればうれしいです。
もし、見学ご希望の方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡ください。
今年は弊社にてセミナーを行う予定もございます。
時期になりましたら改めてご紹介させていただきますね。
さて、今回は弊社の東京オフィスについてお話させていただきました。
次回は名古屋営業所について名古屋のふるっきー君が紹介してくれます。
どうぞお楽しみに。
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