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オフィスでできる感染対策7選!3つの密を避けるコツとは?

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オフィスでできる感染対策7選!3つの密を避けるコツとは?
新型コロナウィルス感染予防のため、企業が在宅勤務を取り入れる中、オフィスに出社する必要のある方も多くいらっしゃるかと思います。

でも、どうやって安心して働ける環境をつくったら良いのでしょうか?

一人ひとりがマスクと消毒を徹底するのはもちろんですが、感染しにくいオフィスづくりが必要です。

今回のコラムでは、働く環境づくりを得意とするアーバンプランから、オフィスの3つの密「密集」「密接」「密閉」を避けるための方法をご紹介いたします。



密集を避けるための対策

まず避けたいのがオフィスでの密集です。ここでは、ルールづくりやシステムの整備で密集を避けるアイデアをご紹介します。


対策1. オフィスの利用人数を限定する

在宅勤務やシフト制、時差出勤を活用することでオフィスへの出社人数の分散化を図りましょう。

スケジュール管理システムを導入すれば、出社有無を確認でき、翌日の出社率を割り出すことができます。また、センシングを利用した位置情報データから、オフィスで混んでいるエリアを可視化できるシステムもあります。

このようなサービスを利用することで、密集を防止して利用者の分散ができ、安心してオフィスに出社して働く場所を選択できるようになります。

また、本社とは別に「サテライトオフィス」を置くことも有効です。サテライトオフィスとは、企業の本社や本拠地から離れた場所に設置させたオフィスになります。

営業所と何が違うのかと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、営業所は事業や業務の観点から設置されるのに対して、サテライトオフィスは従業員の働き方に視点を置いています。わざわざ都心部に行かなくても、従業員にとって通勤しやすい場所に作られていて、最近では、少人数が働けるだけのスペースと通信環境が用意された小規模なサテライトオフィスに関心が集まっています。

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対策2. ウェブ会議システムの環境を整備する

会議室や会議スペースに集まってしまうと密集の原因となります。そこで有効なのがウェブ会議システムです。

多くの企業ですでに導入されていますが、ウェブ会議システムを利用することで社内での密集を防ぐことはもちろん、オフィスに出社していない社員も会議に参加することができます。

また、録画機能がついているものもあり、会議に参加できなかったメンバーにも共有できるのもポイントです。



密接を避けるための対策

密接を避けるための環境づくりとして大切なのは、実際のオフィス環境の見直しと変更です。3つの見直しポイントについて見ていきたいと思います。


対策1. オフィス内導線を工夫する

オフィス内動線

見直しポイントの一つ目は、オフィス内の動線です。十分な通路幅を確保して、人口密度を調整することで、通路での対面や接触の場面を減らすことが可能です。

また、入退室の方向やメイン通路の歩く方向などにルールを設定することで密接リスクの回避ができます。フロアに進行方向のサインやソーシャルディスタンスが分かるようなマークなどを置くことで、視覚的に誘導できるような工夫をすることも助けになります。


対策2. デスクや椅子など、什器の配置を見直す

2メートルのソーシャル・ディスタンスを確保するために、レイアウトや座る位置・向きに配慮しましょう。

特に、デスクエリアは密になるリスクが高い空間です。正面に向き合って座らないように座席を対角配置にしたり、同じ方向を向いて座るように配置します。

また、可動式家具を採用することもお勧めです。利用者自身で向きやレイアウトを簡単に移動することができ、周囲との距離を調節したり、日々の状況変化にも柔軟に対応できます。



対策3. 非接触システムを導入する

人と密接していなくても、多数の人が行き交う空間では接触による感染リスクを減らさなくてはいけません。非接触システムやデジタル化によって、できるだけ手で触れる場所やものを減らす工夫をしましょう。

例えば、会社のエントランスに体温測定機能がついた顔認証システムを採用すれば、カードキーをかざさなくても顔認識でドアが開き、さらにカメラで映った人の体温を自動で検知してくれます。

体温が37.5°以上あったりマスクをしていない場合は、自動ドアが開かないように設定できるものもあり、社員にとって安心できる入室管理を行えます。



密閉を避けるための対策

最後の密、密閉を避けるために必要な対策をご紹介します。


対策1. こまめな換気を行う

換気の悪い密閉空間をつくらないために、ビル管理法に基づく必要換気量を満たすようにしましょう。

窓が複数ある場合、対角線上にある窓を開けると効率的です。窓が1つしかない場合は、窓のそばに扇風機を置いて風の流れを作ると有効です。



対策2. オフィスをこまめに清掃・消毒する

掃除と併せて、オフィスのさまざまな場所を1日に数回消毒します。特に、ドアの取っ手、電話、テーブル、椅子のひじ掛け、キーボードなど多くの人が接触したり頻繁に行き来する場所の消毒が大事になります。

標準的な殺菌剤を使用しますが、消毒用アルコールを使用する場合はアルコール含有量が70%~90%のものが有効です。(アルコール含有量が90%以上のものは消毒をする前に揮発してしまいます。)

オフィスの自席は使用者が清掃・消毒しますが、共用部などは交代制で行う必要があるでしょう。オフィス内に清掃・消毒道具が揃ったステーションを設置して、清掃・消毒の確認表を掲示してそれぞれがチェックできるようにすることがお勧めです。

また、清掃・消毒マニュアルも併せて掲示することで、正しい方法を徹底することができます。



まとめ

オフィスの感染対策には様々な課題がありますが、オフィスの在り方を見直すきっかけとして捉えることもできます。今すぐできることから順次取り組みながら、企業の将来の発展につながる対策を見つけていただけたらと思います。

新しい働き方を取り入れたオフィスづくりについて検討されている方は、ぜひオフィスの環境づくりに精通したアーバンプランにお気軽にご相談ください。

>>リモートワーク導入事例はこちら
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