
こんにちは。大阪営業所の妹尾です。
現在、大阪オフィスでは選書会社様と連携し、社内に書庫スペースを設ける取り組みを行っております。
「どんな本を置こうか?」という話ももちろんですが、最近は私自身
「どうすれば自然と人が集まる場所になるのか?」
ということも考えるようになりました。
そんな中、先日訪れたのが石川県にある県立図書館です。
まず、“空間”に圧倒されました
実際に入ってまず感じたのは、「図書館っぽくない」ということでした。
円形に広がる本棚や、視線が抜ける開放的なレイアウト。
さらに木を基調とした内装や柔らかい照明によって、静かなんですが不思議と閉塞感がありません。
一般的な図書館というと「静かに本を読む場所」という印象がありますが、ここでは
・1人で集中している人
・誰かと会話している人
・なんとなく本を眺めている人
など、皆さんが思い思いの過ごし方をしていました。
個人的には、
「本を読む場所」というより、
“過ごしたくなる場所”として設計されているように感じました。
建築や内装にも工夫がたくさんで
特に印象的だったのは、空間全体のつくり方です。
本棚が単純に並んでいるのではなく、円形に広がるように配置されており、どこにいても空間全体の雰囲気を感じられる設計になっていました。
また、木質素材を多く使った内装によって、温かみや落ち着きを感じられる空間になっていたのも印象的です。
開放感はありつつも、席によっては程よい“こもり感”もあり、「集中したい」「少しリラックスしたい」など、その時の気分によって居場所を選べるように感じました。
単にデザイン性が高いだけでなく、
“人がどう過ごすか”まで考えられた空間なのだと思います。
「本」が人をつなぐ
今回特に印象的だったのは、本そのものの存在です。
本というと、「読むもの」「情報を得るもの」というイメージがありますが、実際にはそれ以上の役割があるのではないかと感じました。
例えば、
・偶然手に取った本から新しいアイデアが生まれる
・同じ本をきっかけに会話が始まる
・普段接点の少ない人同士が自然につながる
など、本がコミュニケーションのきっかけになっている場面が多くあるように感じました。
これはオフィスでも同じことが言えるのではないでしょうか。
オフィスづくりにも通じる考え方
最近はオフィスでも、ライブラリースペースやカフェスペースを取り入れる企業が増えています。
単に「おしゃれだから」という理由ではなく、
・立ち寄りやすい場所をつくる
・偶発的なコミュニケーションを生む
・リラックスしながら発想できる
といった、“人の行動”まで含めて設計する考え方が重要になってきているのだと思います。
今回訪れた図書館でも、まさに空間と本が一体となって、人の過ごし方をデザインしているように感じました。
おわりに
今回の体験を通じて、改めて
「空間は、ただ物を置くための場所ではない」
ということを感じました。
オフィスでも、本や家具、レイアウトなどの要素を組み合わせることで、人のコミュニケーションやアイデア創出につながる空間をつくることができます。
これからのオフィスづくりでは、単に“働く場所”を整えるだけでなく、
「人が自然と集まりたくなる空間」をどうつくるかが、ますます重要になっていくのかもしれませんね。
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