こんにちは、アーバンプランさわやか担当の圷です。
漢字一文字で「あくつ」と読みます。
なかなか読んでもらえなので一発で読んでもらえると密かに喜びますので、覚えてもらえるとありがたいです。
さて、今回もコミュニケーションについてです。
以前、ハート系女子ぱるるが挨拶の大切さを書いてくれましたが、今回はオフィスデザイン事務所らしくテーブルの形状に絡めて行きたいと思います。
そもそも「コミュニケーション」と「テーブルの形」って何の関係があるの?って思いますよね。
これが結構あるんです。
単にテーブルの形っていろいろありますよね。
丸だったり、長方形だったり、ロの字に組んだりと様々です。
オフィスでのコミュニケーション(会話)というと会議・打合せを思い浮かべるかと思いますので、会議に重きを置いてお話していきたいと思います。
丸テーブルこそ会議の理想形?
円形のテーブルの場合、上座・下座と言った序列が一切なくなるので、発言しやすいと言われています。
会議において、参加者同士が意見を交わしたり、新しいアイデアを出したい時などは円形のテーブルはもっとも理想的なのだそうです。
学生時代を思い出して下さい。
仲のいいグループで会話をするときって自然と輪になって話していたと思いませんか。
理にかなっていると言えますね。
逆に大きくロの字に組んだテーブルはよく見るかと思いますがアイデアを出したり意見を出し合って煮詰めていく話し合いには向かないとされています。
驚きですね!!!
ロの字は調べた情報などを共有・交換する際にいいとされています。
テーブルの両端に座った人がどうしても「関わっている」という感覚が弱くなってしまい、集中力が散漫になり、消極的になってしまうそうです。
プレゼンテーションはU字の配置で!!
プレゼンなど聞き手の意識を話し手に集中させる必要がある場合、まず視線を集めることが大切です。
そのためにU字や教室のように全員が一方方向をみることが有効的です。
教室やセミナーの際によく見るレイアウトですね。
最近では写真のようにV字なんて配置方法もあります。
最終決定は定番の長方形テーブルで!!
長方形の会議テーブルは皆様も最もよく見ると思います。
短辺に座る人がリーダー格・ファシリテーターとして発言力を持ち、全体を見渡すことができるので会議を円滑に進めることができます。
何かを決定・判断するような会議は定番の長方形テーブルがオススメです。
ですが、既出のロの字のように端に座る人の意識が低くなってしまうというデメリットもあります。
そこはリーダーの腕の見せ所ですかね。
このように会議の内容とテーブルの形状を組み合わせていくとより会議の効率・目的が明確になっていくかと思います。
最近では有機的な形状でキャスターが付いており、組み合わせによって様々なレイアウトに対応している面白いテーブルなんかもあります。
ちょっぴり余談。
テーブルの形状とコミュニケーションについてお話させて頂きましたが、座る位置でも変わってくるんですよ。
心理学とかそういったものが好きなので、いろいろ調べているうちに知ったことを簡単に皆様にも。
先に1人座っていて後から来るもう1人がそれぞれ「話をする」、「協力する」、「競争する」と状況の場合どこに座るのかというアメリカの心理学者の実験です。
①は身体的には近いのですが目線が直接的に合う事はないので、初対面や緊張する場面でも比較的リラックスして話が出来るようです。
オフィスでいうと上司との会話などの際に有効ですね。
②一緒に作業する場合に多く見られます。隣でどんなことをしているのかすぐ分かるので手伝いもしやすいですね。
これは皆さんも体感的にお分かりになるんではないでしょうか。
③①と同様、話をするときに多く見られますが、意見を言い合う場合や交渉などの場面で多い位置です。
④距離を取ることで、自分の作業に集中することが出来る位置となります。
図書館などで多く見られる位置です。
社内だけでなく、プライベートでも使えそうな小ネタでした。
男性人の皆様、今後お気に入りの女性をお誘いするときは対面でなくて、①のように横に座ることでより親しくなりやすくなる!?かもしれませんね。
選ぶもの、座る位置などちょっとしたことでコミュニケーションをより円滑に取る事ができます。
オフィスつくりの際に頭の片隅にでも入れて置いてください。
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