多くの企業がテレワークを導入し、現在はテレワークと出社を併用する企業が多くあります。
それに伴い、以前と比べてオフィス内での働き方も変化していると思います。
そんな働き方の多様化がみられる今、“オフィス”に出社することの価値にも変化が訪れていると言えるでしょう。
では、現在のオフィスには、どのようなことが求められているのでしょうか?
また、オフィスはどのような場であるべきなのでしょうか?
そこで今回、株式会社アーバンプランは、テレワークと出社を併用して働く会社員を対象に、「オフィス利用の実態」に関する調査を実施しました。
はじめにテレワーク導入後のオフィス業務について伺っていきたいと思います。
「テレワーク導入後、オフィスで業務をすることに関して気付きや変化を感じたことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『ある(74.3%)』と回答しました。
多くの方が、オフィスでの業務に関して変化を感じているようです。
では、その気付きや変化とはどのようなものなのでしょうか?
『ある』と回答した方に、「感じた気付きや変化に関して、ポジティブなものかネガティブなものかどちらですか?」と質問したところ、『ポジティブ(45.9%)』『ネガティブ(21.9%)』『どちらも感じている(32.2%)』という回答結果になりました。
ポジティブな内容の気付きや変化を感じている方が多いですが、ネガティブなことを感じている方もいることから、個人によって異なる様子が窺えます。
テレワーク導入によってオフィスでの業務の変化を感じている方が多いことがわかりました。
では、ポジティブに感じた気付きや変化とは具体的にどのようなことがあるのでしょうか?
「ポジティブに感じた気付きや変化についてどのようなものか教えてください」と質問したところ、『業務に関するコミュニケーションが取りやすい(36.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『労働環境が充実している(26.6%)』『自宅よりも集中できる(25.9%)』と続きました。
テレワークでは、オンラインツールや電話、チャットなどを使ってコミュニケーションを取りますが、タイムラグがあったり、対面よりも確認工数がかかったりということがあるでしょう。
その経験から、オフィスで業務する際は直接やり取りができることを改めて良いと感じている方が多いようです。
一方で、ネガティブに感じた気付きや変化とは一体何なのでしょうか?
「ネガティブに感じた気付きや変化についてどのようなものか教えてください」と質問したところ、『出社時の社員同士のコミュニケーションが以前より低下している(40.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『空いているスペースが無駄に感じる(19.7%)』『休憩スペースやリラックスできる場所がない(足りない)(19.2%)』と続きました。
いわゆる3密の回避など感染対策を講じながら業務に従事する必要があるため、出社しても社員同士のコミュニケーションが減ってしまったと感じている方が多いことがわかりました。
また、空いているスペースを無駄に感じたり、テレワークのように人目を気にせず休憩できるスペースがないことも感じている様子が窺えます。
では、気付きや変化に関して具体的にどのようなことを感じたのでしょうか?
詳しく聞いてみました。
・同僚と直接話せる(20代/女性/東京都)
・自宅ではいろいろと仕事がしづらい(40代/男性/埼玉県)
・短時間で集中してコミュニケーションを図るようになった(50代/男性/兵庫県)
【ネガティブ】
・顧客とのリモート面談の静かなスペースがない(50代/男性/東京都)
・整理整頓がされなくなり、無駄なスペースが増えた(50代/女性/神奈川県)
・使われていない設備が多い(50代/男性/東京都)
【どちらも感じている】
・席やストレージのスペースが無駄(30代/女性/東京都)
・リモートだとチームとコミュニケーションが上手く取れない(40代/女性/東京都)
・オフィスだと人の話し声が気になって集中できない(50代/男性/東京都)
オフィスワークで感じたポジティブな変化やネガティブな変化がそれぞれわかりました。
テレワークが普及するなど働き方が変化しているなかで、オフィスは本当に必要だと思うのでしょうか?
「オフィスは必要であると思いますか?」と質問したところ、『とても必要だと思う(16.6%)』『必要だと思う(59.0%)』と、7割以上の方がオフィスは必要であると回答しました。
テレワークという働き方が確立しつつあるなかでも、オフィスは必要だと思う方が多いようです。
オフィスが必要だと思う理由を具体的に聞いてみました。
・集中して仕事ができる(40代/男性/埼玉県)
・業務用の高機能な機器がある。集中できる(40代/女性/千葉県)
・オフィスでしかできないことがある(50代/男性/東京都)
直接コミュニケーションを取ることを大切にしていたり、オフィスでしかできない業務があったりといった理由からオフィスは必要と感じているようです。
先程の調査結果で、オフィスは必要であると感じている方が多いことがわかりました。
では、出社とテレワークを併用したハイブリッドワークに合わせたオフィスには、何が必要だと思うのでしょうか?
前の質問で『とても必要だと思う』『必要だと思う』と回答した方に、「ハイブリッドワーク(出社とテレワークの併用)に合わせたオフィスの在り方として、必要だと思うものは何ですか?」と質問したところ、『Web会議用の個室スペース(28.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーションが促進できるようなフリースペース(20.5%)』『感染予防の観点でレイアウトしたオフィス空間(19.4%)』と続きました。
具体的にどのようなものを求めているのでしょうか?詳しく聞いてみました。
・リフレッシュスペースの確保(40代/男性/香川県)
・感染対をしたフリースペース(40代/男性/埼玉県)
・個室を増やして集中できる空間が欲しい(50代/男性/神奈川県)
テレワークと併用して業務をするオフィスには、周りが気にならないWeb会議用の個室や、人目を気にせずリフレッシュできるようなスペースを求めていることがわかりました。
今回の調査で、テレワーク導入後のオフィス業務について気付きや変化を感じている方が非常に多いことがわかりました。
オフィス勤務もテレワークも取り入れた結果、オフィスでしかできない業務があったり、直接コミュニケーションが取れたりすることからオフィスは必要であると感じているものの、Web会議用のスペースやリフレッシュスペースを設けるといった点は改善すべきという声が多くありました。
オフィスの存在価値としては変わらずあるものの、在り方としては変える必要性がありそうです。
アーバンプランは、これまで当社が培ってきたオフィス環境のノウハウをもとに、オフィスの適正面積を算出するサービス『ピタッとオフィス』を提供しております。
例えば、どのような作業をするのかによって、固定席は必要なのか、フリーアドレスでも対応できるのかは異なります。
ウェブ会議の多い会社であれば、小規模でも会議室の数を増やすなど、周りの音を気にせず集中できるスペースが必要になってくるでしょう。
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それに伴い、以前と比べてオフィス内での働き方も変化していると思います。
そんな働き方の多様化がみられる今、“オフィス”に出社することの価値にも変化が訪れていると言えるでしょう。
では、現在のオフィスには、どのようなことが求められているのでしょうか?
また、オフィスはどのような場であるべきなのでしょうか?
そこで今回、株式会社アーバンプランは、テレワークと出社を併用して働く会社員を対象に、「オフィス利用の実態」に関する調査を実施しました。
【ハイブリッドワークになって】7割がオフィスワークに変化を感じていた!
はじめにテレワーク導入後のオフィス業務について伺っていきたいと思います。
「テレワーク導入後、オフィスで業務をすることに関して気付きや変化を感じたことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『ある(74.3%)』と回答しました。
多くの方が、オフィスでの業務に関して変化を感じているようです。
では、その気付きや変化とはどのようなものなのでしょうか?
『ある』と回答した方に、「感じた気付きや変化に関して、ポジティブなものかネガティブなものかどちらですか?」と質問したところ、『ポジティブ(45.9%)』『ネガティブ(21.9%)』『どちらも感じている(32.2%)』という回答結果になりました。
ポジティブな内容の気付きや変化を感じている方が多いですが、ネガティブなことを感じている方もいることから、個人によって異なる様子が窺えます。
【ポジティブな変化とネガティブな変化】オフィスワークに感じることとは
テレワーク導入によってオフィスでの業務の変化を感じている方が多いことがわかりました。
では、ポジティブに感じた気付きや変化とは具体的にどのようなことがあるのでしょうか?
「ポジティブに感じた気付きや変化についてどのようなものか教えてください」と質問したところ、『業務に関するコミュニケーションが取りやすい(36.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『労働環境が充実している(26.6%)』『自宅よりも集中できる(25.9%)』と続きました。
テレワークでは、オンラインツールや電話、チャットなどを使ってコミュニケーションを取りますが、タイムラグがあったり、対面よりも確認工数がかかったりということがあるでしょう。
その経験から、オフィスで業務する際は直接やり取りができることを改めて良いと感じている方が多いようです。
一方で、ネガティブに感じた気付きや変化とは一体何なのでしょうか?
「ネガティブに感じた気付きや変化についてどのようなものか教えてください」と質問したところ、『出社時の社員同士のコミュニケーションが以前より低下している(40.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『空いているスペースが無駄に感じる(19.7%)』『休憩スペースやリラックスできる場所がない(足りない)(19.2%)』と続きました。
いわゆる3密の回避など感染対策を講じながら業務に従事する必要があるため、出社しても社員同士のコミュニケーションが減ってしまったと感じている方が多いことがわかりました。
また、空いているスペースを無駄に感じたり、テレワークのように人目を気にせず休憩できるスペースがないことも感じている様子が窺えます。
では、気付きや変化に関して具体的にどのようなことを感じたのでしょうか?
詳しく聞いてみました。
テレワーク導入後、オフィス業務の気付きや変化とは
【ポジティブ】・同僚と直接話せる(20代/女性/東京都)
・自宅ではいろいろと仕事がしづらい(40代/男性/埼玉県)
・短時間で集中してコミュニケーションを図るようになった(50代/男性/兵庫県)
【ネガティブ】
・顧客とのリモート面談の静かなスペースがない(50代/男性/東京都)
・整理整頓がされなくなり、無駄なスペースが増えた(50代/女性/神奈川県)
・使われていない設備が多い(50代/男性/東京都)
【どちらも感じている】
・席やストレージのスペースが無駄(30代/女性/東京都)
・リモートだとチームとコミュニケーションが上手く取れない(40代/女性/東京都)
・オフィスだと人の話し声が気になって集中できない(50代/男性/東京都)
正直なところ…オフィスは必要?不要?
オフィスワークで感じたポジティブな変化やネガティブな変化がそれぞれわかりました。
テレワークが普及するなど働き方が変化しているなかで、オフィスは本当に必要だと思うのでしょうか?
「オフィスは必要であると思いますか?」と質問したところ、『とても必要だと思う(16.6%)』『必要だと思う(59.0%)』と、7割以上の方がオフィスは必要であると回答しました。
テレワークという働き方が確立しつつあるなかでも、オフィスは必要だと思う方が多いようです。
オフィスが必要だと思う理由を具体的に聞いてみました。
テレワークと併用でもオフィスが必要
・直接的なコミュニケーションも大切(40代/男性/大阪府)・集中して仕事ができる(40代/男性/埼玉県)
・業務用の高機能な機器がある。集中できる(40代/女性/千葉県)
・オフィスでしかできないことがある(50代/男性/東京都)
直接コミュニケーションを取ることを大切にしていたり、オフィスでしかできない業務があったりといった理由からオフィスは必要と感じているようです。
【オフィスに何を求める?】今求められるオフィスの機能とは
先程の調査結果で、オフィスは必要であると感じている方が多いことがわかりました。
では、出社とテレワークを併用したハイブリッドワークに合わせたオフィスには、何が必要だと思うのでしょうか?
前の質問で『とても必要だと思う』『必要だと思う』と回答した方に、「ハイブリッドワーク(出社とテレワークの併用)に合わせたオフィスの在り方として、必要だと思うものは何ですか?」と質問したところ、『Web会議用の個室スペース(28.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『コミュニケーションが促進できるようなフリースペース(20.5%)』『感染予防の観点でレイアウトしたオフィス空間(19.4%)』と続きました。
具体的にどのようなものを求めているのでしょうか?詳しく聞いてみました。
これからのオフィスに求めるものとは
・Web会議用のスペース(40代/女性/東京都)・リフレッシュスペースの確保(40代/男性/香川県)
・感染対をしたフリースペース(40代/男性/埼玉県)
・個室を増やして集中できる空間が欲しい(50代/男性/神奈川県)
テレワークと併用して業務をするオフィスには、周りが気にならないWeb会議用の個室や、人目を気にせずリフレッシュできるようなスペースを求めていることがわかりました。
【まとめ】働き方が変化した今、オフィスは必要だけど働きやすい環境に整えるべき!オフィス環境を見直してみては?
今回の調査で、テレワーク導入後のオフィス業務について気付きや変化を感じている方が非常に多いことがわかりました。
オフィス勤務もテレワークも取り入れた結果、オフィスでしかできない業務があったり、直接コミュニケーションが取れたりすることからオフィスは必要であると感じているものの、Web会議用のスペースやリフレッシュスペースを設けるといった点は改善すべきという声が多くありました。
オフィスの存在価値としては変わらずあるものの、在り方としては変える必要性がありそうです。
アーバンプランは、これまで当社が培ってきたオフィス環境のノウハウをもとに、オフィスの適正面積を算出するサービス『ピタッとオフィス』を提供しております。
例えば、どのような作業をするのかによって、固定席は必要なのか、フリーアドレスでも対応できるのかは異なります。
ウェブ会議の多い会社であれば、小規模でも会議室の数を増やすなど、周りの音を気にせず集中できるスペースが必要になってくるでしょう。
それぞれの企業に適したオフィスのスタイルも無料でご提案いたします。
業務パフォーマンスを上げる最適なオフィス環境構築のために、ぜひ当サービスをご活用ください。
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