
こんにちは!
大阪営業所の安達です!
勝手に建築文学?紹介第2弾!!
ということで今回は夏目漱石の『草枕』をご紹介します。
夏目漱石といえば『坊ちゃん』や『こころ』、『吾輩は猫である』などが有名ですね!
1度は学校などで読まれたことある方も多いのではないでしょうか。
『草枕』は冒頭の「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくこの世は住みにくい。」という一説でも知られる作品で、画家である主人公が山奥の温泉地を訪れ、「美とは何か」について考える物語です。
風景と建築
オフィス内装を考える際、「広さ」「機能性」「使いやすさ」に目を向けがちですよね。
しかし『草枕』ではそれ以上に「その場所から何が見えるか」「どのように風景を切り取るか」という視点が重視されます。
夏目漱石は『草枕』の中で、
“ただおのが住む世を、かく観じ得て、俗界を清くうららかに納め得れば足る”
と記しています。
美しさは特別な場所にあるのではなく、日常の景色をどう見るかによって生まれる。そんな美意識が描かれているのかもしれませんね!
風景を切り取る建築的仕掛け
日本建築には、縁側や障子、床の間など風景を鑑賞するための仕掛けが数多く存在します。
窓や開口部によって風景を切り取ることで一枚絵のように見せることで建築そのものが風景を楽しむための額縁のような役割を果たします。
また、『草枕』の舞台となる温泉宿では室内外が完全に分離されるのではなく、縁側の先には庭が広がり、そのさらに先には山並みが広がります。
建築、庭園、そして風景が緩やかにつながることで、1つの空間が生まれています。
こうした風景との向き合い方に夏目漱石は美しさを見出したのかもしれません。
風景を楽しむオフィスづくり
現代のオフィスでも同じことが言えるかもしれません。
単に広い空間や効率を考えた家具配置だけでなく、「どこに視線が抜けるか」「どの景色を見せるか」といった視点で空間を考えることで、その場ならではの魅力が生まれます。ふと視線を向けた先に心地よい景色が広がるそんな漱石的な美意識を取り入れたオフィスいかがでしょうか!
ちなみに、、、
「ロマン」←この言葉に「浪漫」の漢字当てたのは漱石らしいですよ! 「ロマン」←この言葉に「浪漫」の漢字当てたのは漱石らしいですよ!なんだかおしゃれですね
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