気持ちよく働くためには、まわりの環境が大切ですよね。
人間関係はもちろんですが、仕事をする空間も重要ではないでしょうか。
オフィスは職場の顔とも言えます。
従業員が働きやすいだけでなく、お客様が入りやすくなるためにも、デザインの見直しが必要になるかもしれませんね。
そこで、オフィスデザインでこだわりたい部分はどこかについて、男女100人を対象にアンケート調査を実施しました。
【質問】オフィスデザインのこだわりはどの部分にあるのが理想ですか?
【回答数】
ワークスペース:61
リフレッシュスペース:22
エントランス:9
内装:8
最も多いのはワークスペース!最も長く過ごす場所だけに大切
アンケートの結果、「ワークスペース」と答えた人が最も多いことがわかりました。
仕事の効率化が図れるよう、ワークスペースのレイアウトが一番大事だと思います。
(40代/男性/正社員)
収納スペースや必要なものがすぐわかり、とりやすいなど忙しいときスマートに動ける方がいいと思います。
(40代/女性/専業主婦(主夫))
働いている時間の中で一番多くの時間を過ごすのはワークスペースだと思うから。
(30代/女性/専業主婦(主夫))
ワークスペースが快適だと仕事もはかどりそうだし、ストレスも溜まりにくそうだから。
(30代/女性/専業主婦(主夫))
ワークスペースが洗練されていることが重要だと思います。一番長くいるスペースなので、こだわってほしいです。
(20代/女性/学生)
従業員にとって、ワークスペースの充実が不可欠のようですね。
仕事にやりがいを持つためには、収納も含めて使い勝手のよいレイアウトが理想だとわかりました。
最も長く過ごす場所だけに、イライラすることがあるかもしれません。
そんなとき、気持ちを落ち着けるためにも「今いる場所」が大切だと言えるようです。
デスクやイスはもちろん、照明、空調設備など「こだわり」は職場によっても異なります。
しかし、慣れてしまうと問題点に気付かないこともあるかもしれませんね。
そのため、第三者の視点に立った上で、物的環境の見直しが必要になるのではないでしょうか。
こだわりの条件は人それぞれ!ただし密接なつながりが
アンケートの結果、「リフレッシュスペース」に次いで「エントランス」「内装」の順となりました。
リフレッシュスペースが充実しているなら、仕事と休憩のメリハリがつき、仕事の効率も上がると思う。
(40代/男性/正社員)
仕事中は業務に集中するので、休憩中にいかにリラックスできる空間かが重要だと思う。
(30代/女性/派遣社員)
入口は多くの人が訪問し、印象を強く持つ場所だろうと思いますね。
(30代/男性/正社員)
内装の見た感じによってはずいぶん雰囲気もかわってくると考えるので。
40代/男性/正社員)
仕事をバリバリこなすには、オン・オフの切り替えが大事だとわかりました。
そのためには、癒やされる空間が求められるのかもしれません。
また、エントランスは人が出入りする場所であり、職場の顔でもあるため、来客者が職場の雰囲気を感じると言えるようですね。
雰囲気という点では職場の内装も重要だとうかがえます。
明るくて清潔感あふれる空間にいると、お客様や取引先の人はもちろん、そこにいる従業員にもプラスに作用するのではないでしょうか。
このように、オフィスデザインに望む条件は人によって異なるようです。
しかし、それぞれが独立した存在ではなく、密接な「つながり」があるのかもしれませんね。
オフィスの移転や改装時のヒントにおすすめ!
アンケートの結果、オフィスデザインでこだわりがある部分として「ワークスペース」を選んだ人が最も多く、全体の6割を超えることがわかりました。
勤務中に多くを過ごす場所だけに、従業員の要望を聞き取った上で真摯な対応をする必要があるようです。
一方、休憩場所や玄関、内装も含め、オフィスデザインの見直しはトータルで行うことが大切なのかもしれませんね。
オフィスの移転や改装を検討している企業代表者のみなさんは、こちらに寄せられたコメントをヒントにしてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年03月01日~2017年03月15日
■有効回答数:100サンプル