成長著しい企業には共通点があります。
共通点とは総じて活気があることです。
その活気はさまざまなことから感じられるでしょう。
働いている社員の表情や仕事の独創性などから感じることもありますが、オフィスを見ても感じることがあるはずです。
成長する企業はオフィスにもこだわりがあります。
そのこだわりについてご紹介します。
あえて外す従来のオフィスらしさ
成長する企業には、他社と一線を画してオリジナリティーで勝負しようという企業が多いのが一般的です。
その企業だから提供できる製品やサービスがあることが、顧客や社会からの評価を得ることにつながり、それが企業の成長につながるのです。
そのため、成長する企業はオフィスも伝統的なものではなく、一味違ったオフィスになっていることが多いです。
例えば、誰がどこに座るのか決まっていないオフィスや、休憩場所がフロアの真ん中にありいつでも人が集まるオフィスなどがあげられます。
成長する企業になるためには新しいことに挑戦する必要がありますが、オフィスにもその姿勢が表れているということでしょう。
エントランスで企業のコンセプトを表現
家の玄関の様子を見るとその家の家風がわかることがあります。
気後れしてしまうとかオープンで温かく迎えてくれる雰囲気があると感じるなど、家によって違いがあるものです。
企業にも同じことがいえます。
その企業のエントランスを見れば社風がわかる場合が多いです。
伝統的な企業であれば入るのに気が引ける雰囲気のエントランスになっていることが多いでしょう。
一方、成長著しい企業のエントランスはその企業独自のこだわりを感じる仕上げになっていて、人も多く活気があふれオープンな雰囲気になっていることが多いです。
エントランスは来訪者が第一印象を感じる場所ですので、エントランスで企業のコンセプトや社風を表現してみることをおすすめします。
過ごしやすさを重視した空間配置
成長する企業になるためには、社員の生産性が上がることが大切な要素となります。
生産性を上げるためには、社員にやる気になってもらうのが効果的でしょう。
給与や福利厚生の条件などでやる気を出してもらう方法もありますが、オフィスを工夫することでモチベーションを上げやる気を出してもらうこともできます。
社員の過ごしやすさを重視した空間設計をすることによって働きやすくやる気が出るオフィスになるはずです。
目線や動線、集まる場所そしてオープンな空間と採光などを工夫することによって過ごしやすいオフィスになるでしょう。
インパクトを与えて記憶に残りやすく
成長する企業のオフィスの中には、一度見たら忘れられないインパクトを持っているオフィスがあります。
レイアウトや形、色などが独特であれば、見る人は強烈なインパクトを受けるでしょう。
社外の人が訪れてそのオフィスを見た場合は、「オリジナルティーがある会社だ」と感じることになり、それが他社との差別化につながります。
差別化はビジネスで生き残っていくためには重要な要素です。
インパクトを与えて記憶に残りやすくするという要素をオフィスに取り入れるこだわりを持つことをおすすめします。
また、社員にとってもインパクトのあるオフィスで働くことは「他にない会社で仕事をしている」と感じ、良い意味での刺激となるでしょう。
シンプルで働きやすいというこだわりも
オフィスは仕事場ですので、来訪者から見てどう見えるかという観点だけでなく、社員が働きやすい場所にするという視点を忘れてはいけないでしょう。
いくら独自性があるオフィスであっても、社員が働きにくいものであれば本末転倒になってしまいます。
シンプルで働きやすいオフィスにするこだわりが必要です。
オフィスは、その企業がどんな企業なのか表すことができると同時に、オフィス1つで生産性が変わり成長する企業になれるかどうかを左右することをよく理解してオフィスデザインを考える必要があるでしょう。