こんにちは。横浜営業所のわだです。
最近めっきり風が冷たくなりましたね。
寒く厳しい冬が来ると憂鬱な気分になりそうですが、12月の街を包む光をみると、なんだかあたたかな気持ちになります。
もうすでに、ひんやりと澄んだ空気の中、きらきらとイルミネーションが飾られるようになっていますね。
12月は1年で1番好きな季節なので、街に出るたび嬉しくなります。
来年はドイツのクリスマスマーケットにいってみたいなあ、、なんて目論んでいます。
オフィスの光
今回は“オフィスの光”に着目してみたいと思います。
前回のブログで「ほっと落ち着ける空間」とワードがでてきました。
最近改めて思うのですが、やはりオフィスの白い光は、どこか緊張感があるなあと。
横浜Officeのエントランスにはオレンジ色に灯るペンダントライトがあり、夜が近づくとより温かみが増し、ながめながらほっと一息ついています。
そして、家に帰り、小さなライトを灯すと、改めて今日一日の終わりを体感します。
照明は空間を照らすだけでなく、空間を演出する力があることはご存知かと思いますが、改めてそのことに立ち返りたいなあと思い、書かせて頂きます。
会社の照明の色温度が与える効果
オフィスは高照度の白い光が一般的ですね。
昼白色のような高い照度の光は、適度な緊張感と集中力を持ちながら行う、単純作業や事務作業、またモノの色味を確認する作業には向いています。
反対に、カフェや住宅などの電球色(オレンジっぽい光)はくつろぎの光といわれ、リラックス効果があり、クリエイティブな作業に向いています。
サーカディアンリズムと照明
いつ聞いてもおもしろいなあと思うのですが、太陽の動きに合わせて人の生活行動・心理作用が働いているようですね。
サーカディアンリズム、、体内時計のことです。
人が生まれながらにして持っており、睡眠と覚醒のサイクルだけでなく、ホルモン分泌、血圧や体温調節など私たちの生理機能はこのサーカディアンリズムに基づき、24時間のリズムを刻んでいるそうです。
(おなかの時計だけじゃ、、ないんですね、、、)
朝の、白くさわやかな始まりの光は人を生き生きと目覚めさせ、昼の、白とオレンジが混ざり合った光で徐々にリラックスしていき、夕暮れの光では心身ともに温まり、真っ暗な夜を迎え、ねむりにつく。
体内時計が狂い始めると、全身の各臓器に影響を及ぼします。
不眠やがん、心血管疾患もそのひとつと言われています。
作業から考え生み出す仕事にかわりつつあるいま
ICTが発達し、作業から“考え、生み出す”ことにかわりつつあるいま。
緊張状態で、頭がさえる方もいますが、私はリラックスしたりだれかと話したりすることで“こうしてみよう、あれ考えてみよう”と思い浮かぶことが多いなあと改めて思うのです。
全部じゃなく、一部でもいいと思うのです。
エントランスやリフレッシュエリア、ある一部の会議室、天井が難しいならフロアランプでもいい。
オフィスの中が難しいなら、ランチでいくカフェの照明が素敵でもいい。
改めて、照明の見直しもはじめてみませんか。
困ったときにはアーバンプラン。お役に立てれば幸いです。
当たり前とは
当たり前だったオフィスの白い光。
当たり前ってなんなんですかね。
環境も日常も、変わっていくものですよね。
2018年もそろそろおわり。
改めて“いまの当たり前”を見直すことをしてみようと思う次第です。
わだでした。それではまた。