課題からオフィスを探す
Issue
オフィスの移転やリニューアルは、単なる「場所の移動」ではありません。
人材の獲得や社内コミュニケーションの活性化、効率的な働き方など、目指すべき組織の姿によってオフィスのあり方は大きく変わります。 本ページでは、アーバンプランがこれまで手掛けてきた事例をもとに、直面されている課題に合わせたオフィス案をご紹介します。
採用
現代の採用市場において、オフィスは単なる「働く場所」ではなく、企業の文化や信頼を直感的に伝える「広報メディア」としての役割を担っています。
アーバンプランの調査では、「オフィス環境をかなり重視する」就活生が2023年比で約10%増加しており、企業の志望度を左右する極めて重要な指標となっています。清潔感や設備といったハード面だけでなく、そこに漂う「社風」や「活気」を可視化することが、優秀な人材を獲得する鍵となります。
働く人の活気や「職場の温度感」を伝える設計
採用力を高めるためには、求職者が一歩足を踏み入れた瞬間に、自身の働く姿をポジティブにイメージできる仕掛けが必要です。
例えば、企業のビジョンを体現したデザインで「信頼感」を醸成するとともに、あえて社員の活動が目に入る動線を設計することで、言葉では伝えきれない「職場の温度感」を共有することができます。会社のありのままの魅力を伝えることで、入社への意欲を自然に醸成する効果が期待できます。
エフィラグループ株式会社 様の事例
今後の組織拡大を見据えた「面談室の拡充」と「ビジョンの可視化」を軸にプロジェクトを推進。
エントランスには事業の広がりを表現するカラーを配し、会議室エリアには視線が抜ける開放的なデザインを採用しました。あえて「従業員と来客が自然にすれ違う動線」を計画したことで、社員の明るい挨拶や活気がダイレクトに伝わり、「このグループの一員になりたい」という想いを醸成するオフィスを実現しました。
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事例紹介

株式会社テラスカイ
鹿児島サテライトオフィス 様
黒薩摩を模した和モダンな空間で地域への誇りを醸成。洗練された空間はアピールポイントとなり、採用活動におけるブランド力強化に貢献しています。
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社内コミュニケーション
ハイブリッドワークの普及に伴い、オフィスの役割は「事務作業をする場所」から「社員が顔を合わせ、対話する場所」へと変化しつつあります。
アーバンプランが実施した「オフィス戦略」に関する調査では、約8割の経営者が「オフィスは必要」と回答しており、その最大の理由は「リアルなコミュニケーションの場としての機能」にあります。単なる業務連絡だけでなく、雑談や非言語的な交流から生まれる信頼関係、そしてそこから波及するイノベーションこそが、現代企業にとって最も重要な経営資源の一つとなっています。
自然な雑談を誘発する「マグネットスペース」の設置
ハイブリッドワークが定着した今、オフィスには単に作業をするだけでなく、メンバー同士が自然と顔を合わせ、言葉を交わしたくなる「仕掛け」が必要です。
例えば、コピー機や給湯エリア、文房具などの共有機能を一箇所に集約した「マグネットスペース」を設けることで、用事を済ませるために立ち寄った社員同士が自然と行き交い、そこから心地よい雑談が生まれます。また、通路の随所にハイカウンターや小さなソファ席を配置し、立ち話からそのまま簡単な打ち合わせに移行できるような「立ち寄りたくなるスポット」を点在させることが、社内の風通しを良くする有効なアイデアとなります。
「動線」と「目線」を交差させる仕掛けづくり
席を固定しない「フリーアドレス」は定番ですが、それだけでは行動がパターン化し、他部署との交流が深まらないこともあります。組織を問わず、誰にでも声をかけやすい空気をつくるためには、日常の「動線」と「目線」を交差させる仕掛けを組み合わせるのが効果的です。
例えば、通路をあえて湾曲・ジグザグに設計して他部署とすれ違う機会(動線)を増やすことや、視線がゆるやかに交わるブーメラン型デスク、オープンなファミレス席の配置(目線)などが挙げられます。「誰が・どんな風に働いているか」が自然と視界に入ることで、お互いの心理的ハードルが下がり、日常的な相談や部署を越えた協業が生まれやすいオープンな環境が整います。
エージーエーコーポレーション 様の事例
株式会社エージーエーコーポレーション様では、各フロアに点在していた執務機能を集約し、コミュニケーションの活性化を図りました。
全長40mを超える長い躯体を活かし、あえて湾曲させた「歩いていて楽しくなる動線」を設計しました。動線の両サイドにはソファ席やハイカウンターなど多様な居場所を配置。静かに集中したい人と、活発に議論したい人が共存できるよう機能でゾーン分けを行い、狙い通り部署をまたいだ相談や交流が日常的に見られるオフィスを実現しました。
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事例紹介

第一実業株式会社 様
移転を機に、ハイブリットワーク化、モチベーションやクリエイティビティの向上、コミュニケーションの活発化、そして一流企業としてふさわしいオフィスづくりを目指しました。
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働き方
例えば、社員の業務効率を底上げしたい場合、その時々の業務内容やコンディションに合わせて、最適な環境を社員自らが自律的に選択できる設計が効果的です。
アーバンプランが実施した「集中できるオフィス環境」についての調査では、最も仕事に集中できる時間帯として半数以上(56.5%)が「始業時間〜12時」の午前中を挙げています。一方で、実に8割近い社員が「現在のオフィス環境で集中力が続かない」と感じた経験を持っており、固定席・フリーアドレス問わず「周囲の騒音」がその最大の要因となっています。
このような背景から、午前中のゴールデンタイムを活かせる集中環境や、途切れた集中力をリセットできるリフレッシュ環境など、社員自身が働く場所をコントロールできる選択肢を用意することは、組織全体の生産性を引き出す重要な人的投資へと繋がります。
自律的な選択を可能にする「多様な居場所」の設計
従来の固定席にとらわれず、オープンなミーティングエリアやリラックスできるラウンジスペースなど、性質の異なるワークスペースをオフィス内に点在させる手法が挙げられます。 社員自らがその時々の業務内容やコンディションに合わせて働く場所を自律的にコントロールできる環境は、居心地の良さを高めるだけでなく、組織全体の生産性とエンゲージメントを底上げするための人的投資へとつながります。
パフォーマンスを最大化させる「集中環境」の担保
多様な居場所を選ぶ働き方の中で、特に重要となるのが「深く没入できる静かな環境」をいかに用意するかという点です。
アンケート調査でも課題となった「周囲の騒音」を解消するため、周囲と目が合わないデスク配置や、吸音パネル・壁を効果的に配置したWeb会議スポット、あるいは完全に独立した集中個室を計画するアイデアが挙げられます。 さらに、執務エリアとリフレッシュエリアの境界に徹底した防音対策を施すなど、「周りの賑やかさが視界や耳に入ってこない空間」をオフィス内にしっかり担保することで、社員のストレスを軽減し、組織全体の生産性向上へと繋がります。
株式会社インディーズゼロ 様の事例
業務に没入するためのシンプルな執務室と、遊び心あふれるリフレッシュエリアの境界に徹底した防音対策を施しました。
この「オンとオフ」の明確な切り替えを促す空間構成が、クリエイティブな作業に必要な深い集中を支えつつ、社員間の自発的なコミュニケーションを阻害しない、快適なワークスタイルを可能にしています。
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