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オフィス移転のメリットとは?中小企業が得られる6つの効果

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オフィス移転のメリットとは?中小企業が得られる6つの効果

オフィス移転の主なメリットは、以下の6点です。

・作業効率・生産性を向上できる

・従業員の満足度・モチベーションを向上できる

・企業ブランディングを強化できる

・コミュニケーションの活性化につながる

・安全性・災害対策を強化できる

・採用力を強化できる


働き方の見直しや事業成長を背景に、職場環境の最適化を模索する多くの企業がオフィス移転を検討しています。

近年では、テレワークやDX推進といった新たな業務スタイルの浸透も相まって、「柔軟で効率的なオフィス」へのニーズが急速に増加しているようです。

そこでこの記事では、オフィス移転によって中小企業が得られる6つのメリットについて、わかりやすくご紹介いたします。

オフィス移転する6つのメリット

オフィス移転によって、次の6つのメリットが期待できます。

作業効率・生産性を向上できる

オフィス移転の大きなメリットの一つが、業務効率の改善です。 従来のオフィスが、スペースの使い勝手が悪く、無駄な動線が生じやすかった場合は、移転時はレイアウトを見直しましょう。
その結果、部署間の移動距離を最小限に抑えた導線設計が可能になり、自然と業務の流れがスムーズになります。
特に中小企業にとっては、限られたスペースを有効活用しながら、最大のパフォーマンスを引き出す環境づくりが重要となります。

従業員の満足度・モチベーションを向上できる

快適なオフィス環境を作ることで、従業員の精神的な充足感を高めることができます。
明るい照明、空調の効いた室内、パーソナルスペースの確保など、日常的なストレスを軽減できる要素は数多くあります。

移転によって、休憩スペースやカフェ風エリアを取り入れる企業も増加しており、リフレッシュの場として機能することで、業務への集中力も自然と高まります。

企業ブランディングを強化できる

オフィスは、企業の「顔」としての役割を果たします。
特に、来訪者にとっては、オフィスの印象がそのまま企業イメージにつながるケースも少なくありません。

そこで、移転のタイミングで内装デザインや什器を変更し、自社の理念や価値観を反映させることができれば、ブランドとしての独自性を高めることが可能です。

現代では、コーポレートサイトの会社紹介ページにオフィス写真を掲載する企業も増えており、企業ブランディングの施策として重要なものとなっています。

コミュニケーションの活性化につながる

オフィスの物理的な配置が社内のコミュニケーションに与える影響は、想像以上に大きいものです。
たとえば、フリーアドレスの導入や、オープンなミーティングスペースの設置など、対話が生まれやすい仕組みを構築することで、部門横断的な連携も活性化します。

こうした空間設計は、従業員同士の「気軽な声かけ」や「相談しやすさ」を生み、チームワーク向上にも直結します。

安全性・災害対策を強化できる

昨今、自然災害への備えとしてBCP(事業継続計画)が注目されています。
耐震基準を満たした新オフィスへの移転や、サーバー設備の安全な設置環境の確保などによって、災害時にも業務を継続できる体制を整えることが可能になります。

採用力を強化できる

オフィスの印象は、求職者が企業を選ぶ際の重要な判断材料になります。
洗練された空間や柔軟な働き方が可能な環境は、「ここで働きたい」と思わせる魅力に直結します。

特に若手人材は、ワークライフバランスや環境重視の傾向が強いため、オフィス移転によって採用競争力を高める戦略が中小企業にも求められています。

オフィス移転でワンフロア化するメリット

オフィス移転を通じて実現しやすいのが「ワンフロア化」です。
フロアをまたいだ構成から、一つのフロアに業務スペースを集約することで得られるメリットは数多く、業務効率や組織力の向上に直結します。

コミュニケーションを円滑化できる

ワンフロアに集約されたオフィスは、部署間の物理的な隔たりがなくなるため、顔が見える距離で業務を行うことが可能になります。
その結果、ちょっとした相談や確認事項もスピーディに行えるようになり、意思決定のスピードが格段に向上します。

これは特に、人手や時間のリソースが限られている中小企業にとって、日常業務の効率化において大きな武器になるでしょう。

チームの一体感が向上する

フロアが分かれていると、同じ会社にいながらも「別チーム感」が生まれやすくなります。
そこでワンフロア化することで、全員が一体感を持ちやすい環境が整い、自然と協力体制や助け合いの雰囲気が醸成されます。

また、管理職にとっても、フロア全体を見渡せることで、業務の進捗やメンバーの様子を把握しやすくなり、マネジメントもしやすくなります。

空間を有効活用できる

ワンフロアでのレイアウトは、用途に応じたゾーニングがしやすく、固定席・フリーアドレス・会議室・リフレッシュスペースなどを自在に組み合わせることが可能です。

特に、テレワークと出社を併用するハイブリッド型の働き方を取り入れている企業では、柔軟なレイアウト設計が重要なポイントになります。

ワンフロア化によるスペースの最適化により、無駄な空間を省きながら、快適な職場づくりが実現できます。

ランニングコストを削減できる

複数フロアを使用している場合、空調・照明・清掃といった管理コストがかさむ傾向にあります。
ワンフロアに集約することでこれらのコストを削減でき、毎月のランニングコストを抑えることが可能です。

こうした固定費の見直しも経営改善に直結する大きな要素となります。

オフィス移転のデメリットと注意点

オフィス移転には多くのメリットがある一方で、課題やリスクも伴います。
主に、以下のようなデメリットや注意点があります。

移転コストや手間の負担がある

まず、避けて通れないのが「コスト」と「手間」の問題です。 移転には、敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用はもちろん、引越し費用や内装工事、ITインフラの再構築、什器の購入・移設など、さまざまなコストが発生します。

さらに、業務を止めずに移転を進める必要があるため、綿密なスケジューリングと社内の役割分担も欠かせません。

特に中小企業では、移転準備を通常業務と並行して進めるケースが多く、担当者の負担が非常に大きくなる傾向があります。
こうした負担を軽減するためには、オフィス移転をトータルで支援してくれる専門業者の活用も有効な手段となります。

従業員から不満が出る可能性がある

新しいオフィスが通勤に不便だったり、環境の変化に適応できなかったりすると、モチベーションの低下や生産性の停滞につながる恐れがあります。
たとえば、通勤時間が大幅に伸びた、オフィスの設備やレイアウトが使いにくい、などといった細かな不満が蓄積すると、離職リスクに発展する可能性も否定できません。

これを防ぐには、移転計画の初期段階から従業員の声を取り入れ、アンケートやヒアリングを通じてニーズを把握しておくことが大切です。
特に、座席配置や休憩スペース、照明・空調などの快適性に関する項目は、従業員満足度に直結するため、十分な配慮が求められます。

オフィス移転を成功させるための4つのポイント

オフィス移転は企業にとって一大プロジェクトです。事前準備と進行管理がなければ、時間・コスト・人材において大きなロスが生じるリスクがあります。

ここでは、オフィス移転を成功させるための4つの重要なポイントをご紹介します。

目的とゴールを明確化する

まず最も重要なのが、「なぜ移転するのか?」という目的を明確にすることです。
たとえば、社員の働きやすさを重視するのか、ブランディングを強化したいのか、コストを見直したいのか――その目的によって選ぶ立地やオフィスの仕様は大きく変わります。

明確な目的と、それに基づいたゴール設定ができていないと、移転後に「思っていたほど効果が得られなかった」といった事態に陥る可能性があります。

入念なスケジューリングと準備を行う

移転には契約関係、原状回復、引越し、各種手続きと、非常に多くの工程があります。
これらを計画的に進めるためには、早い段階からスケジュール表を作成し、各フェーズでのタスクを明確にすることが必要です。

また、繁忙期に移転を重ねないようにするなど、業務への影響を最小限にするための工夫も求められます。

従業員とのコミュニケーションを行う

移転に対する従業員の不安や不満を未然に防ぐには、情報共有と意見のフィードバックを意識したコミュニケーションが不可欠です。
たとえば、移転先の候補地について事前にアンケートを取ったり、オフィスレイアウトの要望をヒアリングしたりすることで、従業員の納得感を高めることができます。

また、引越しのタイミングや準備に関する業務連絡もタイムリーに行うことで、社内の混乱を防ぎやすくなります。

専門業者と連携する

オフィス移転は、単なる「引越し作業」ではありません。物件選定から内装工事、レイアウト設計、インフラ整備に至るまで、専門知識が求められる領域が数多く存在します。
そのため、経験豊富な業者と連携することで、失敗のリスクを最小限に抑えながら、効率的かつ効果的な移転が可能となります。

たとえば、アーバンプランのように、物件紹介からオフィスデザイン、内装工事までトータルでサポートするサービスの活用が、プロジェクト成功の近道になります。

まとめ

オフィス移転は、中小企業にとって単なる“引越し”ではなく、「働き方の刷新」「企業価値の向上」「組織力の強化」といったさまざまな可能性を秘めた成長戦略の一つです。
上記でご紹介した移転のメリットは、どれも中小企業が今後の競争環境を勝ち抜くために重要な要素です。

もちろん、移転にはコストや手間といった負担も伴いますが、事前にリスクを見極め、目的を明確にし、社員としっかり連携しながらプロジェクトを進めることで、大きなリターンを得ることができます。

もし「自社にとっての最適なオフィスのかたち」が見え始めているのであれば、まずは専門家へ相談してみるのも良いかもしれません。
たとえばアーバンプランでは、物件探しからレイアウト設計、内装工事まで一貫したサポートが可能です。

オフィスを変えることは、働き方を変えること。
そして、それは企業の未来を変える一歩でもあります。
ぜひこの機会に、オフィス移転を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

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