オフィスデザイン事例|豊田通商システムズ株式会社 沖縄サービスセンター 様
Case
「海」が見える場所で、自社オフィスを
プロジェクトの目的(お客様のご要望、お困りごと)
これまで間借りしていたオフィスから、自社オフィスを構えるための移転計画。
サポートセンターの特性を踏まえ、オペレーターの業務状況を可視化し、移転後に人員が増えても柔軟に対応できるレイアウトを求められていました。
また、沖縄という地域の特性を活かしたデザインを取り入れ、自社のアイデンティティを発信したいというご要望もありました。
アーバンプランの提案内容
レイアウトは、管理者がオペレーターの業務を把握しやすいように設計。
席の配置、通路幅、業務ごとのグループ分け、モニターの視認性を考慮しながら検討しました。
移転先は、「海」が一望できる最高のロケーション。
そのため、エントランスから海への抜け感を意識し、見学者が利用する特別応接室からは、オペレーターの業務風景と海の景色が見渡せるようにガラスを活用したレイアウトを採用しました。
また、オフィスの顔となるエントランスには、琉球石灰岩を設えました。
自然が生み出す豊かな表情と存在感を活かし、大小さまざまな石灰岩に照明を当てることで、温かみのある印象を演出しています。
特別応接室には、琉球漆喰を使用し、海をイメージした波のようなデザインを施しました。
沖縄の職人を探し出し、施工を依頼。一般的な漆喰とは異なり、粒の粗さが特徴的で、独特の質感を楽しめる仕上がりになっています。
さらに、各会議室には沖縄の方言を取り入れた名前を付け、そのサインをシェルプレートで作成。細部にまで沖縄らしさを感じられるデザインとなっています。
施工後の変化
晴れた日にオフィスから見える海は最高です。開放感があり、出社したい!と思える明るいオフィスになりました。
またオフィスの各所で沖縄らしさを感じることができ、来訪者はもちろん社員の方からも大好評です。
業務状況が可視化されたことで、管理者とオペレーターの方がコミュニケーションを取る機会も増えました。
準備・施工にかかった期間
準備期間 4カ月
施工期間 2カ月
アーバンプラン担当者の声
今回のプロジェクトでは、これまで見たことも使ったこともない素材を多く取り入れてデザインにこだわる中で、常に新しい発見がありました。打ち合わせや現場訪問を重ねるたびに、沖縄の伝統文化やゆったりとした雰囲気の魅力を改めて感じるようになりました。
お客様には、細やかな打ち合わせや迅速なレスポンスにご協力いただき、心より感謝しております。
「ちむどんどん」(沖縄の方言で「胸が高鳴る」)するオフィスで、皆さんが楽しく働けることを願っています。
社名
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豊田通商システムズ株式会社 沖縄サービスセンター |
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業種
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ITサービス販売、インフラ・エンジニアリングサービス提供 |
規模
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~50坪 51~200坪 201坪~500坪 501坪以上 |
サービス
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設計デザイン 設備工事 内装工事 セキュリティ工事 引越し・移転作業 レイアウト変更 CG作成 家具販売 PM CM 物件探し ビルリニューアル |