Voice
お客様の声
お客様の声 Vol.02
アドバンスドプランニング株式会社 様
増員のため以前の2倍以上のスペースへ拡張移転されたアドバンスドプランニング様。代表取締役の今井一範様と総務部の廣川未希様にお話しを伺いました。
―今回のご移転のきっかけを教えてください。
当社はIT制御技術を駆使し、医療機器や鉄道運行などさまざまな分野のビジネスを支えています。
スタッフの増員などで以前のオフィスが手狭になり、引っ越しも考えたのですが今のビルへの愛着もあって、結局おなじビルの8階から2階へと移転しました。
―どのようなオフィスを希望されましたか?
以前に比べ、2倍以上に広くなったオフィスをどう活かすか。考えたなかで、リクルーティングにつながるような「働きたくなるオフィス」というコンセプトを立てました。
新しいオフィスでは40人ほどが働いていますが、そのほとんどが開発スタッフです。IT系の人材はここ数年来不足が続いており、優秀な人材を確保するためには何らかの手を打たなくてはなりません。オフィスに来た就職希望者に対して「ここで働きたい」と思わせる必要があるのです。
当社の代表が「そのためには、デザインも含めた清潔さ、それに機能、そして可能性を感じさせるような、空間的な余裕も大切」と率先してオフィス内装の重要性を説いてきたこともあって、カラーコーディネートからオフィスファニチャーまで、すべて私たちスタッフに任せていただきました。オフィス構築はとても楽しかったのですが、代表は冗談まじりに「何か選ぶたびに予算が膨らむ」と(笑)。
―オフィスづくりで大事にされたことは何でしたか?
オフィスの機能面に関しては、当社の業務プロセスがすでに確立されていましたので、現在のレイアウトが完成形と言えるかと思います。
当社はITといっても制御系で、実際のシステムやパーツをコントロールする仕組みを開発しています。試作品を用いた動作確認が欠かせないため、壁面にはテスト用の実機を並べた長テーブルを配置しています。
各人のデスクもフリーアドレスですが、作業がしやすいよう一人当たりのスペースも広めにとってあります。
当社のような「開発」がメーンとなる企業のオフィスでは、機能面の充実が作業効率と生産性に直結します。就職希望者が働きたくなるオフィスは、既存のスタッフが働きやすいオフィスでもあると考えています。
ですが、作業効率を追求するだけでは生産性は上がりませんし、そもそも効率性イコール働きやすさでもありません。そこでリフレッシュスペースを整え、スタッフ同士が刺激し合える場もつくりました。こうした場で、発想力や、新たなビジネスに対する想像力を生み出すことができればと考えています。
リフレッシュスペースも含め、オフィスがもたらす影響は「業務効率」や「生産性」だけでは計れません。空間的な余裕によって生まれる拡張性とは、物理的な意味だけではなく、可能性という意味ももっているのではないでしょうか。