Cook Japan 中野本社 様
Case
ワークスペースの中央に広がるCOOKカフェ
代々木八幡から中野駅前の新築ビルへの移転計画
数ある外資系企業の中でも、『思いやり』『助け合い』など特に日本的な考え方・文化を持つ COOK JAPAN様。
『人』を大切にする企業文化を誰もが感じられるよう、社内外にCOOKカルチャーを常に発信し続けるようなオフィスを目指しました。
移転に伴い、これまで2フロアに分かれていたオフィスが1フロアに集約。また、面積的に十分な増員スペースも確保されました。
それと同時に、コミュニケーションスペースとして、以前のオフィスで不足していたカフェテリアの充実が要望として上がっていました。
そこで新しいオフィスでは、広く南北に渡るオフィスの中心部に、カフェテエリアとエントランスを配置する計画としました。
まずカフェヘの導入の工夫として、南北のオフィスを繋ぐメイン通路をカフェの正面に配置し、行き交う社員の方が必ずカフェテリアを通るようにゾーニングをしました。
さらに、オフィス空間同士を繋ぐ動線とクロスする形で、エントランスからカフェまで一直線に伸びるデザイン的な通路を加え、廊下同士が交わるポイントにCOOKカルチャーを象徴するデザインウォールを配置する事で、社内・社外両方への訴求ポイントとしました。
加えてオフィスエリアからは、中央のカフェテリアまで視線を真っ直ぐに通す為、カフェへ向かうストリートのように斜めにデスクを配置し、カフェが視覚的・動線的に利用しやすくなる環境作りに努めました。
エントランスはCOOK様本来のデザインコンセプトや落ち着いた雰囲気を保ちつつ、カフェテリアの向こうの景観まで見通せる透明感を要素として新たに加えました。
オフィス空間に関しても全体に視線を通し、窓に面する個室はガラスパーテーションを採用する事しセントラルパークイーストの持つ開放感を最大限利用することを重視しました。
また、人が集まるコミュニケーション空間=カフェテリアを中心に、各要素を連続的にオフィス空間と関連付けていくことで、COOK様の企業文化をオフィス全体で表現することを最優先事項としました。
前記した今計画におけるカフェテリアの性質から、COOK様の企業文化やカラーをカフェ空間に凝縮させる事が一番の課題でした。
エントランスから続く直線上に、COOKヒストリー、ポリシー、キッチンカウンターを連続的に配置し、カウンターを挟み込みようにして、様々なスタイルのテーブル席が配置されたカフェエリアが広がるようなゾーニングにしました。
全体的なカラーイメージはメープルとライトベージュをベースに、アクセントとしてコーポレートカラーであるレッドで色味を構成。さらに観葉植物のグリーンをランダムに加えることで、活気のある柔らかい雰囲気にまとめました。
また、照明計画は温かみのある電球色のLEDを採用。家具に関しては質感のあるファブリックや天然木材を多く使用し、表面上だけではない本質的な温かみを追求しました。
社名
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Cook Japan 中野本社 |
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業種
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医療機器メーカー・サービス業 |
規模
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~50坪 51~200坪 201坪~500坪 501坪以上 |
サービス
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設計デザイン 設備工事 内装工事 セキュリティ工事 引越し・移転作業 レイアウト変更 CG作成 家具販売 PM CM 物件探し ビルリニューアル |