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お客様の声
お客様の声 Vol.01
株式会社レスキューナウ 様
オフィスの全面改装プロジェクトをお手伝いさせていただいた株式会社レスキューナウ様。管理部・部長代理の筒井正彦様にお話しを伺いました。
―レスキューナウ様のオフィスはとても特徴的ですよね?
24時間365日、世界中を飛び交う情報の中から災害や事故、テロなどのリスク情報をいち早く収集し、クライアントのニーズに応じて提供する。それが、私たちレスキューナウの役割です。そのコアとなる「レスキューナウ危機管理情報センター RIC24(RESCUENOW Information center 24)」も、一般的なオフィスとはたたずまいが大きく異なります。
デスクの正面には多くのモニターをシアター型に配置し、気象情報や地震情報、世界中のニュース番組などをリアルタイムで映し出しています。オフィスというよりは、指令室といったほうがしっくりくるかもしれません。
―今回、改装にあたって大事にされたことは何でしたか?
このオフィスは2001年から使用していますが、開設から20年ちかくが経って設備更新時期が近づいたのと、近年多発する大規模災害などに対応させるための機能強化が課題となっていたことから全面リニューアルを実施し、内装も刷新させました。
リニューアルに際して最も優先したのが「情報センターとしての機能」です。いかに情報を迅速かつ正確に収集し、確実な方法でクライアントに伝達することができるか。こうした機能、いわば情報センターとしての機動性を高めることに、最も力を注ぎました。
―新しくなったオフィスについて教えてください。
センターの内装は、情報を映し出すモニターの配置を工夫し、壁は一面をホワイトボードにしてさまざまな情報が書き込めるようになっています。緊急時にすぐ「立ち会議」が開けるよう、ミーティングスペースも設けました。さらにレッド(非常態勢)、イエロー(警戒・支援態勢)、グリーン(通常態勢)と、照明の色を変えることで現在の情報収集態勢がわかるような仕組みも導入しました。この施設が持つ機能が、そのまま空間デザインになっている感じですね。
センター内では3交代制で業務を行っていますが、スタッフの疲労軽減がそのまま提供情報のクオリティにつながると考え、ガレージとして使われていた空間に水回り工事などを施してリフレッシュスペースも設けました。2階は他部門のフリーアドレスで、将来的な増員に対応できるよう、席数にかなり余裕を持たせています。
さらにセンター内とエントランスホールを仕切る壁には大きな調光ガラスを入れ、透明度を変えることでセンター内部をホールから見られるようになっています。実はセンター内部が見えるガラス張りをアーバンプランさんから提案された際は、躊躇もあったのです。しかし当社の大切なコアをお見せすることも大切と考え、調光ガラスを導入していただきました。今では、お見せすることでかえって信頼を持っていただける、企業理念の発信にもつながると考えています。